ローソク足もいろいろな種類があり、チャートを見る上で何が何か分からない場合もあると思います。
種類も多種多様で分かりにくく初心者の方は特に混乱しがちですが、ここでは基本的なパターンから見ていきましょう。
ローソク足を見ることで現在の値動きがどうなっているか一目で確認できるようになっています。
このローソク足は…? どういう動きなのか? 売り? 買い?
そんな時はここで確認できます!
■基本的なパターン■
基本的には9パターンが有名です。
それぞれの特徴を掴んで実践に活かしましょう。
①大陽線(大きく3種類)
●丸坊主
実体がほとんどを占める。ひげがないことが特徴。
上昇(上がり・買い)が続くときに見られます。
●寄付き坊主
上にひげが伸びている。
基本的に上昇のサインだが高値を警戒するサインでもある。
●大引け坊主
下にひげが伸びている。
一旦下落(下がる)するか上昇する相場か見極めが必要
②大陰線(大きく3種類)
●坊主
実体がほとんどを占める。ひげがないことが特徴。
下落(下がり・売り)が続くときに見られます。
●寄付き坊主
下にひげが伸びる。
基本的に下落のサインだが値動きによっては上昇の可能性あり。
●大引け坊主
上にひげが伸びる。
上昇する動きが見られるが下落の可能性が濃厚。
③小陽線
こまのみ名称あり
●小陽線
上下にそれぞれ短いひげが伸びる。
主に上昇(上がり・買い)のサインと捉える。
●こま(小陽線・小陰線両方にある)
上下に短いひげが伸びる。実体も短い。
上昇しそうな感じはあるが様子見状態。
④小陰線
こまのみ名称あり
●小陰線
上下にそれぞれ短いひげが伸びる。
主に下落(下がり・売り)のサインと捉える。
●こま(小陽線・小陰線両方にある)
上下に短いひげが伸びる。実体も短い。
下落の色が強いが様子見状態。
⑤上影陽線
●上影陽線
上にひげが伸びる。
高値警戒。売りの姿勢が目立つことも。
●トンカチ
上に長いひげが伸び実体が短い。
一旦上昇するがそのまま動きのない状態が続く可能性がある。
⑥上影陰線
●上影陰線
上にひげが伸びる。
下落傾向。高値の状態から見るとやや売りが強い可能性あり。
●トンカチ
上に長いひげが伸び実体が短い。
一旦下落するがそのまま動きのない状態が続く可能性がある。
⑦下影陽線
●下影陽線
下にひげが伸びる。
上昇する感じがあるがそのままの場合もある。
●カラカサ
下に長いひげが伸び実体が短い。
売りが濃厚。安値の場合は反発するかも。
⑧下影陰線
●下影陰線
下にひげが伸びる。
下落中、上昇中に出現すると反転する可能性もある。
●カラカサ
下に長いひげが伸び実体が短い。
安値で出現すると反転の可能性も見られる。
⑨十字線
●その名の通り十字の形
ひげだけで表示、実体はないのが特徴。
始値・終値が同じ。様子見状態。
■次に単位を見る
上記で説明した通り基本的なローソク足だけでも結構種類がありますが、
次は単位(時間)を見てみましょう。
FXの取引をする上で〇〇足と言うワードが出てきます。
ローソク足自体の意味は変わりませんが時間で見るとまた色々なことが一目で分かります。
●最初は分足を覚えていれば取引しやすい!
分足とは、1本のローソク足がどのぐらいの時間で形成されるか。
下記にメジャーな単位を載せておきます。
・5分足
・15分足
・30分足
・1時間足
それぞれ各足で1本のローソク足ができるので、チャートを初めて見る方や分からない方は試しに1分足などで設定して確認してみるのもおススメです!
(私個人的には1分足で値動きの行ったり来たりを眺めるのが好きです。)
上記以外では
●1日の動きを表す日足
●1週間の動きを表す週足
●1か月の動きを表す月足
などもあります。
また機会があれば別記事で紹介しますね!
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